毎年恒例になっております既契約者フォローアップセミナーを、9/28(土)に開催しました。
講師は、外資系投資銀行の資産運用部門に所属された経歴を持ち、現在は金融機関や上場企業などの社員向けの金融教育講師をされておられる専門家。
FPSから保険契約に加入いただいている(特に外貨保険や変額保険など)お客様が対象です。
お客様への上質な情報の提供を目的として続けています。お客様への認知度が少ない当初は10名ほどの参加でしたが今回は70名近いお客様に来場いただきました。後方から見ていますと圧巻で壮観で。「たくさんのお客様に支えられて本当に幸せだなぁ」とウルウルしていました(^^)
「投資のことになると人は必ずしも合理的な行動をしない」
投資に関して、人は統計データよりも雰囲気やイメージに頼ってしまい、最終的に「直感」で判断するというのが、行動経済学から導き出されるとのこと。人は一定のルールがないと、投資で負けるようになっています。
今年8月5日に大きく下落した日経平均株価や、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用について報道されている内容を取り上げ、マスコミは大きく値下がりした数字を敢えて大げさに報道することを指摘されました。行動経済学の理論からも、人は価格情報(ノイズ)に惑わされやすいので注意が必要ということでした。
また、新NISAでユーチューバーたちがこぞって宣伝しているe-Maxis Slim全世界株式は本当に万能なのかと問題提起をされ、運用に使われているベンチマークの具体的なデータを用いて、他の選択肢と比較検討できる知識を身につけることが大切とおっしゃっていました。
他にも資産運用を続けていく上で有益な情報をユーモアたっぷりに分かりやすく教えてくださいました。私はひそかに「資産運用漫談」と呼んでいますが笑、難しい話を分かりやすく面白く話していただける本講師は大変人気で、「来年も必ず参加します!」「来年は夫も連れてきます」とのお声もいただいています。
運用を始めたいと思っている方や既に運用を始めている方は、一度セミナーを受けていただく事で、運用がより身近なものに感じることができるのではないかと思います。
FPSでは一度ご契約いただいたお客さまと長く優良なご縁を築くため、こうした「アフターフォロー」に力を入れています。