コラム / セミナー案内

NEXUS主催相続セミナー第３回を10月12日（土）大阪産業創造館にて開催しました。
１コマ目は奈良西大寺で開業されている「えん税理士事務所」の安村税理士。
テーマは【要注意!!相続申告のココ、見られてます！！」～
他の税目より税務調査の比率が高い相続税。
税理士が申告した資産明細や評価額に対する調査より圧倒的に指摘が多いのが現預金。
被相続人の生活水準などからして現預金が少ないなど、当局は事前に情報を持って臨みます。
生前に贈与されたものが妥当か否か。
贈与が成立せず名義預金になっていれば時効は成立せず全て被相続人の財産として持ち戻されます。
そんな指摘を受けないために何を準備すべきか？
また最近注目されている海外資産についても講義いただきました。

2コマ目は弊社FPで相続事業部（NEXUS）長の藤木秀人が登壇しました。
テーマは「生命保険の受取人。知らないとマズい意外な盲点」
保険は受取人固有の財産であり遺産分割協議を待ちません。つまり遺産ではないのです。
契約者が指定した人に払われると言う当たり前の契約が何を意味するのか？
・受取人が離別した配偶者のままになっている
・受取人が先に死亡した子供のままになっている
このうような時、お金はどうなるのか？
また生前贈与の持ち戻し期間が延長されたことを受け、
「孫への生前贈与は持ち戻しの対象にならないから大丈夫ですよ」と提案された。
これ、本当に大丈夫ですか？保険金の受取人、まさかお孫さんになっていませんか？

こうしたことを事例を踏まえてお伝えしました。
お客様からは「帰って生命保険証券確認します」と言ったアンケート回答もいただきました。

●今後のセミナーのご案内
第4回：11月9日（土）　弁護士×FP
第5階：12月14日（土）  遺品整理×FP
大阪産業創造館５階会議室にて（参加費：無料）
（※時間は各回共通：午前10：00～12：00）

次回は弁護士の先生に登壇いただきます。
テーマは「みんな仲良く・・・親の願いはどこへ。相続係争事例から学ぶこと」です。
私たちは事前に受講しましたが、ほんの些細な感情ももつれや、大昔のきょうだい間の嫉妬が思わぬ事態に発展することがあります。
「ウチは大丈夫」と安心されていても何が起こるか分かりません。

ご参加をお待ちしています。