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2026.07.04

セミナー

「相続トラブル実例とその対策」~司法書士が見てきた現場のリアル~

7月4日、大阪産業創造館にて、第23回NEXUS相続セミナーを開催いたしました。

今回のテーマは、「相続トラブル実例とその対策」。

講師には、司法書士法人C-firstの司法書士・飴野圭一先生をお迎えし、実際に相続手続きの現場で経験された数多くの事例をもとに、「なぜトラブルが起きたのか」「どうすれば防ぐことができたのか」を分かりやすくお話しいただきました。
飴野先生は、一般企業で営業職として長く勤められ、現在は司法書士として活躍されている異色の経歴をお持ちです。
その豊富な営業経験から、難しい法律用語を並べるのではなく、参加者の立場に立って一つひとつ丁寧に説明される姿が印象的でした。また、穏やかで親しみやすいお人柄もあり、終始和やかな雰囲気でセミナーが進みました。

今回取り上げられたテーマは、
・遺言書がなかったことで起きたトラブル
・相続人が行方不明で手続きが進まない事例
・知らない相続人が判明したケース
・共有名義となった不動産が売却できない事例
・相続放棄をしたつもりが、実は成立していなかったケース
・認知症による預金口座の凍結や不動産売却の制限
・家族信託や任意後見制度の活用方法 など、多岐にわたりました。

どの事例にも共通していたのは、「特別な家庭の話ではない」ということです。

「うちは家族仲が良いから大丈夫」
「まだ先のことだから、その時に考えればいい」

そんな何気ない思い込みが、後になって大きな負担となり、ご家族が困ってしまうケースは決して少なくありません。

実際の相談事例を交えながら説明いただいたことで、参加者の皆さまも「うちも同じような状況かもしれない」「今のうちに確認しておいた方がよさそう」と、ご自身やご家族のこととして考えられている様子が印象的でした。

今回は少人数での開催となりましたが、その分、セミナー終了後の質疑応答では、一人ひとりの状況に合わせた具体的なご相談が続きました。

特に賃貸不動産を所有されている参加者からは、認知症対策としての家族信託について多くのご質問をいただき、制度のメリットだけでなく、活用する際の注意点についても司法書士とFPの双方の視点から詳しくお話しすることができました。

相続は、それぞれのご家庭によって家族構成も財産も想いも異なります。だからこそ、「正解」は一つではなく、ご家庭ごとの事情に合わせて考えることが何より大切です。
今回のように少人数だからこそ実現できる、参加者一人ひとりに寄り添った時間は、NEXUSらしいセミナーの形だったと感じています。
次回は9月、弊社FP藤木による相続セミナー「こんなはずじゃなかった!相続対策」を予定しております。

「まだ相続は先のこと」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、元気な今だからこそできる準備があります。
NEXUSでは、これからも皆さまが安心してご家族と未来について話し合えるきっかけとなる情報をお届けしてまいります。
ご参加いただきました皆さま、そして貴重なお話をいただきました飴野先生、誠にありがとうございました。
(FD00339)

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