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相続税申告状況

令和4年分の『相続税の申告事績の概要』が今月国税庁から発表されました。
令和4年の被相続人（死亡者）数、約157万人に対して、申告納税した方は約15万人で、課税割合は9.6％。昨年より0.3ポイント微増しています。
平成27年の相続開始分から、相続税の基礎控除が4割削減され、従来の4％前後から8％前後に倍増。地価高騰などの影響もあって微増を続けています。
10％、10人に1人と思うと遠い感覚がしますが夫婦2人で考えると5世帯に1人。急に間近に感じますね。
因みにこの15万人には、「配偶者の税額軽減」や「小規模宅地」などの特例を使って納税額が0（ゼロ）になった方も含まれています。
※特例を使って納税がゼロになる場合も申告は必要です。
こうした特例はメリットは大きいですが、受けるためには10ヶ月以内に遺産分割協議が整って、申告をする必要があります。
遺産分割に応じない人、連絡が取れない人、相続人が確定しない（前妻との間に子がいたはず）と言った場合、あっと言う間に10ヶ月は経過してしまいます。

「ウチの場合は・・・？」
気になる方はNEXUSホームページのチェックリストで確認の上、ご連絡下さい。

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2023/sozoku_shinkoku/index.htm