乗合代理店に対するイメージをChatGPTに投げ、10個出してもらったら、1個目の項目がこれでした。
・乗合代理店の方がインセンティブが高い場合がある。
・自由契約による手数料の高さが魅力的。
・報酬体系が実績主義で、安定収入の面では不安定さを感じることも。
ふむふむ、なるほど。それではお答えしていきましょう!
・乗合代理店の方がインセンティブが高い場合がある。
これはまさにその通りですね。私が以前そうであった一社専属代理店の時と
比べ、同じ保険契約をお預かりして時に発生する報酬は商品によって2倍近く
あります。但しこれはシンプルな金額の差だけでは語れません。
一社専属募集人の場合は、営業所の場代やクラークさんなど非生産部門の
運営コスト、教育研修コストなどが差し引かれるためです。
一方弊社のような乗合代理店の場合、表面上の手数料は高いですが、そこから
会社独自の算出方法で上記のようなコスト部分を控除しています。
また手数料については、所属する代理店が保険会社から受け取る手数料ランク
があります。簡単に言うと、1の契約で1の手数料をもらうのがスタンダードと
して、販売実績が高く保険会社から高い手数料ランクをもらっている代理店で
は、1の契約に対して1.5の手数料がいただける、ということです。
この点でも、代理店の規模や注力保険会社の手数料ランクは重要な選択肢
ですね。
・自由契約による手数料の高さが魅力的。
ChatGPTの回答なのでやや曖昧ですが、「好きな商品(手数料の高い)商品
を自由に選択して売っていい」と読み取れますね。これは今は間違いです。
「顧客最善の利益の追求」が問われている今(11月には金サ法が改正施行
されました)、手数料の多寡で商品選定をしてはなりません。
顧客意向をしっかり汲み取り、代理店独自の推奨選定理由をもって、お客様
に一番合うと思われる商品を提供しなければ、もはや法令違反となります。
この「商品選定」には保険商品だけが含まれるわけではなく、預金が良いと
思えば預金を勧める、と言った判断も求められます。かなり厳しくなって
いますね。
一方、保険代理店は事業会社ですから保険販売手数料しか得てはならない、
と言うことはありません。お客様のニーズに合わせ不動産売却であれば、
その斡旋。家族信託が必要であればその斡旋。この他、有料でのセミナーや
FP相談なども正々堂々と受け取って結構です。そのあたりの自由さは
ありますね(最近は一社専属募集人でも副業兼業は認められているかな?)
・報酬体系が実績主義で、安定収入の面では不安定さを感じることも。
これは一社専属募集人でも条件は同じですね。
その意味では一社専属でも乗合代理店でも、歩合で働くことは「教育研修を
受けてじっくり成長していく」のではなく「実践・挑戦の場」と言えます。
その挑戦の中で各自が研鑽を繰り返し成長していくものだと思います。
因みにFPSでは歩合制の他に『固定給』による営業社員も採用しています。
採用に一定の条件を定めていますが、保険募集だけでなくセミナー講師や
広報マーケーティング、マネジメント(経営幹部候補)として会社の成長に
貢献する活動をしていく社員です。ですので人事評価や人事異動も当然、
伴います。具体的な内容は転職セミナーや採用面談の際に。
今回は以上です。次回は「2.働き方の自由度」についてオープンにお伝え
していきます♪