2021/06/29
最近インターネットの広告などで
“無料で!” “保険料で!” “あなたの負担はゼロ円で!”
「住宅の屋根や外壁の補修ができます!!」という広告を目にされたことはないでしょうか?
もしくは直接業者が訪問し、このような営業トークでセールスを
受けられた方も中にはいらっしゃるかもしれません。
これは
「火災保険を使えば、修理代は無料になりますよ!」ということを謳っています。
ひどいケースでは、屋根に上って、調査をしているふりをして“わざと”壊すなんてこともあるそうです。
このような場合は火災保険適用の対象外となることがほとんどで、
修理代が全額自己負担になったり、虚偽の請求とみなされ、
保険金詐欺に該当する可能性もあります。
また、保険金が下りた場合でも、代行費として保険金の〇〇%を請求される等もあります。
ご自身で保険会社や保険代理店に連絡をし請求をすればかからない不要なコストです。
このようなトラブルは年々増えており、
10年前と比較すると24倍にも増えています。
火災保険は「火災」だけではなく、
「風災・雪災・落雷」での被害にも給付請求をすることができますが、
経年劣化(時間の経過とともに自然に傷んだ部分)には対応しません。
長年住み続けている家の経年劣化には
火災保険は使用できませんので、ご注意ください.
最近は特にご高齢者の自宅に直接訪問するパターンが多くなっているようですので、
ご自身だけではなく、ご両親や近隣の方ともぜひ共有ください。
より詳しい内容が下記に掲載されています。
↓
日本損害保険会社HP:
https://www.sonpo.or.jp/news/caution/syuri.html