2024/08/19
仕事を引退するときに老後の資金として、皆さんはいくら欲しいですか?
この仕事をしていると、「1億円くらい欲しい」、「あればあるほど良いけど」など大きなお金をおっしゃる方、
「全然貯められないんです」、「考えても仕方がない」など、あきらめておられる方、色々な方がいらっしゃいます。
ファイナンシャルプランナーは、「漠然とした要望や心配」から「実際のフトコロ事情を聴いて、現実的な目標を立てて、実現させる」ために、サポートさせて頂きます。
例えば、積立を考えている方の場合、
65歳で1,000万円を貯めるという目標を立て、年間どれくらいのお金をどのくらいの金利で積立運用すればよいかを計算して、イメージして頂きます。
【6%で複利運用する場合】
30歳時点(35年):89,739円/年(積立総額約314万円)
40歳時点(25年):182,267円/年(積立総額約445万円)
50歳時点(15年):429,628円/年(積立総額約644万円)
【1%で複利運用する場合】
30歳時点(35年):240,037円/年(積立総額約840万円)
40歳時点(25年):354,068円/年(積立総額約885万円)
50歳時点(15年):621,238円/年(積立総額約932万円)
【※この計算は「減債基金係数」を使えば、簡単に計算できます。「減債基金係数」と検索して頂くと、自動計算してくれるサイトがたくさん見つかります。一度、①将来の目標積立額、②年率、③積立年数を入れてご自身のケースで計算してみてください。】
これを見ると運用期間を長くして、複利の効果を利用した方が良さそうだなあと分かります。
一方で、6%で運用できるのか?という質問も出てきます。選択肢は複数あります。
ただ、利益(リターン)を生む場合は、価格の変動(リスク)を伴います。
もし銀行の普通預金に置いたままのお金がある場合は、お金の置き場所を変える事で複利の効果を利用することが出来ます。選択肢が多ければ、運用先を分散することができるので、価格の変動(リスク)を抑えながら、利益(リターン)を求めることができます。
運用を始めようと思っている方は、銀行や証券会社に行く前にご相談下さい。