2025/03/11
防災対策に必要なのは「物資」だけではない
3月11日は、日本にとって忘れることのできない日です。2011年の東日本大震災から14年が経ちました。
甚大な被害をもたらし、14年経った現在もなお多くの方が避難を強いられています。
災害はいつ起こるかわかりません。
防災と聞くと、多くの方が「非常食」「防災グッズ」「避難経路」などを思い浮かべるでしょう。
こうした物理的な備えはもちろん大切ですが、それだけでは十分とはいえません。
災害時には、生活を守るためのお金の準備も重要です。
災害時に備えた「お金の防災対策」
1. 非常用資金を確保する
災害が発生すると、電気や通信が遮断され、ATMやキャッシュレス決済が使用できない状況になることがあります。東日本大震災の際にも、現金が必要になった方が多くいました。
💡 対策:最低でも3日分の生活費(できれば1週間分)を現金で準備する。
• 1,000円札や小銭を含め、すぐに取り出せる場所に保管する。
2. 保険の補償内容を再確認する
災害時の負担を軽減するためには、火災保険や地震保険の補償内容を把握しておくことが大切です。補償範囲を正しく理解していないと、思わぬ事態に直面することになりかねません。
💡 対策:現在加入している保険の内容を確認し、必要に応じて見直す。
• 火災保険と地震保険の適用範囲を確認する。
• 「家財」も補償対象になっているかをチェックする。
• 災害時の手続き方法を把握しておく。
3. 緊急時の資金計画を立てる
災害が発生すると、一時的に収入が減少する可能性があります。特に自営業やフリーランスの方は、事業の継続が難しくなることも考えられます。
💡 対策:生活防衛資金を確保し、資産の流動性を考慮する。
• 3〜6ヶ月分の生活費を緊急資金として準備する。
• すぐに引き出せる預貯金を一定額確保する。
4. 公的支援制度を知っておく
国や自治体には、災害時に活用できる公的支援制度が整備されています。これらの制度を事前に知っておくことで、いざというときに役立ちます。
💡 対策:利用可能な支援制度を確認する。
• 被災者生活再建支援金
• 災害時の無利子融資制度
• 各自治体の災害時支援金
• 停電や断水時の公的サポート情報
5. いつ起こるかわからないからこそ、カバンの中にも備えを
災害は予測できないからこそ、日常的に持ち歩くものの中にも備えを意識することが重要です。
💡 対策:カバンに防災アイテムを常備する。
• 小銭や1,000円札を少額でも持ち歩く。
• モバイルバッテリーと充電ケーブル。
• 簡易ライト(手回し充電タイプが望ましい)。
• ホイッスル(助けを求めるため)。
• 個包装の非常食(エネルギーバーなど)。
• 緊急時の連絡先を書いたメモ。
「お金の備え」は未来の安心を支える
私たちFPSは、「人生を照らす道しるべ」として、お客様の未来を守るお手伝いをしています。
防災というと物理的な備えが重視されがちですが、経済的な備えも同じくらい大切です。日々の生活の延長線上で、無理のない範囲で準備を進めることが、将来の安心につながります。
防災対策の一環として、ぜひお金の準備についても見直してみてください。
🔹 防災とお金の備えについて、ご相談を承ります。
ご不安があれば、お気軽にお問い合わせください。
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