2026/02/14

AIは便利だけれど、その裏側でどれくらいの電気が使われているかを考えたことはあるでしょうか。
最近では、仕事や調べもの、文章作成など、私たちの生活の中でAIを使う場面が急速に増えてきました。
ChatGPTをはじめとする生成AIは、とても便利で、もはや日常の一部になりつつあります。
しかし、その便利さの裏側には、あまり知られていない「電力」という大きなコストが存在しています。
AIは、大量のデータを処理するために世界中のデータセンターで稼働しています。
そのため、消費される電力は非常に大きく、2030年頃には世界全体の電力消費の3〜4%をAI関連が占める可能性があるとも言われています。
つまり、AIは目に見えない場所で大量の電気を使いながら、私たちの生活を支えているということです。
便利なものほど、裏側ではコストがかかっている。
これはAIに限らず、私たちの社会全体に共通する構造かもしれません。
「ありがとう」にもコストがかかる?
少し面白い話があります。
AIとのやり取りの最後に「ありがとう」とお礼を伝えることにも、実は処理コストが発生しています。
AIはすべての入力に対して計算処理を行うため、短い一言であっても電力を消費します。
一人ひとりの「ありがとう」は小さなものですが、世界中で同じやり取りが行われると、その総量は非常に大きくなります。
結果として、わずかなやり取りでも積み重なれば大きな電力消費につながる、という考え方です。
一方で、AIに対して丁寧に指示を出したり、感謝の言葉を添えることで、より良いコミュニケーションになり、結果として回答の質が上がるのではないか、という意見もあります。
また、日本人は他国と比べてAIに対してもお礼を言う割合が高いという話もあり、普段のコミュニケーション文化がAIとの関わり方にも表れているのかもしれません。
便利さの裏側を知るということ
AIはこれからますます進化し、私たちの生活をより便利にしていくでしょう。
一方で、その便利さの裏側には、電力・設備・環境負荷といった見えにくいコストが存在しています。
これは資産運用にも少し似ています。
「増える」「便利」「お得」といった表面的な言葉だけではなく、
その裏側で何が動いているのか、どんなコストがかかっているのかを知ることが、安心につながります。
便利だから使う。
でも、仕組みも少しだけ知っておく。
それだけで、選択は「流されるもの」から「自分で選ぶもの」に変わります。
AIも、お金も、これからの時代は賢く付き合う視点がますます大切になっていきそうですね。
(FD00251)