2026/09/17

きんさん・ぎんさんの頃は4,152人。今は10万人超|34年で変わった「人生100年」の当たり前

 

毎年、敬老の日を前に厚生労働省から発表される「100歳以上の高齢者」の人口。

2026年、日本の100歳以上の人口は、ついに10万人を超えました。

その数、10万7,677人

このニュースを見て、ふと思い出したのが「きんさん・ぎんさん」です。

 

「きんは100歳、ぎんも100歳。」

 

このフレーズを覚えている方も多いのではないでしょうか。

1992年、お二人が100歳を迎えた当時、日本の100歳以上人口は4,152人。

それが2026年には10万7,677人。

 

34年間で、実に約26倍です。

かつては「100歳まで生きるなんて夢のまた夢」。

そんな感覚だった100歳が、今では少しずつ身近なものになっています。

 

 

100歳以上人口は56年連続で過去最多

 

2026年の100歳以上人口は、前年より7,914人増え、56年連続で過去最多を更新しました。

男性 1万3,379人
女性 9万4,298人

 

女性が全体の約88%を占めています。

 

さらに平均寿命を比べてみると、

1992年
男性 76.09歳
女性 82.22歳

 

2025年
男性 81.35歳
女性 87.33歳

 

男女とも、この30年あまりで約5年延びました。

5年という時間は、決して短いものではありません。

人生が長くなるということは、それだけ「これからをどう過ごすか」を考える時間も長くなるということです。

 

34年で「当たり前」はこれだけ変わった

 

1992年にはスマートフォンもなく、インターネットも今ほど身近ではありませんでした。もちろんNISAもまだありません。

働き方も、家族の形も、お金の持ち方も、今とはずいぶん違います。

当時、「30年後には100歳以上の人が10万人を超える」

と言われても、なかなか想像できなかったのではないでしょうか。

それくらい、私たちの「当たり前」は変わります。
では、これから30年後はどうでしょう。
「何歳まで生きるか」を予想するよりも、変化しても安心して暮らせるように準備しておくことが大切なのだと思います。

 

 

人生が長くなれば、お金の考え方も変わる

 

例えば65歳で仕事を終え、100歳まで生きるとすれば、その後は35年間あります。

その間には、生活費だけでなく、住まいや医療、介護などのお金が必要になることもあります。

さらに30年、40年という期間を考えると、物価もずっと今のままとは限りません。

だから老後のお金は、「いくら貯めれば安心?」だけでは考えられません。

 

何歳まで働くのか。
年金はいくら受け取れるのか。
どんな暮らしをしたいのか。
今ある資産を、いつ、どう使うのか。

 

そして大切なのは、
「貯める・増やす・使う」この3つのバランスです。

 

 

長生きを「リスク」にしないために

 

金融の世界には「長生きリスク」という言葉があります。

でも、長く生きることは本来、とても喜ばしいことです。

だからこそ、「長生きしたらお金が足りない」ではなく、

「長生きしても安心して暮らせる」

そんな準備をしておきたいですね。

 

きんさん・ぎんさんが100歳を迎えた頃から、わずか34年。

私たちの人生の「当たり前」は大きく変わりました。

そしてこれからも、きっと変わっていきます。

未来を正確に当てることはできません。

でも、変化に対応できるよう準備することはできます。

 

 

FPSでは、ライフプランや公的年金、資産形成、保険などを整理しながら、一人ひとりに合った「これからのお金」を一緒に考えています。

お金は、人生の目的ではありません。

人生を豊かにするための、大切な道具です。

人生が長くなる時代だからこそ、将来への備えと、今を楽しむこと。

その両方を大切にしていきたいですね。

 



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