2026/04/9

2026年4月から、「子ども・子育て支援金制度」がスタートしました。
今後、給与明細を見て、
「何か少し変わった?」
「また負担が増えたのかな…」
と感じる方も出てくるかと思います。
この支援金は4月から始まっていますが、
一般的には5月以降の給与明細から反映されるケースが多いとされています。
ただし、企業ごとに反映タイミングや表示方法が異なるため、
「まだ記載されていない」という場合もあります。
気になる方は、5月以降の給与明細を一度チェックしてみてください。
最近では、
「独身税では?」という声も見かけるようになりました。
少しセンシティブなテーマでもありますが、
今回はこの制度について、FPの視点からやさしく整理していきます。
子ども・子育て支援金とは?
この制度は、
子育て世帯を社会全体で支えていこうという考えのもとに作られました。
具体的には、
・児童手当の拡充
・出産や子育て期のサポート強化
・共働き世帯への支援
といった取り組みの財源の一部になります。
つまり、
「子育て世帯だけの問題」ではなく、これからの社会全体を支える仕組みともいえます。
実際の負担はいくらくらい?
2026年度は、支援金率が「0.23%」とされています。
たとえば、標準報酬月額が30万円の方の場合
30万円 × 0.23% = 690円
そのうち半分は会社負担なので、
👉 ご自身の負担は 約345円/月
というイメージです。
「思ったより少ない」と感じる方もいれば、
「また少し増えたな」と感じる方もいるかもしれません。
「独身税」と言われている理由は?
この制度について、
「独身税では?」という声が出ている理由は主に2つです。
👉 子どもがいない方も負担する仕組みであること
👉 給付の恩恵は子育て世帯に偏って見えること
そのため、
「自分は直接メリットを感じにくいのに負担はある」と感じる方が一定数いらっしゃるのも事実です。
ただ、本来の考え方は少し違います
この制度の本来の考え方は、
👉 将来の社会を支える子どもたちを
👉 社会全体で支えていく
というものです。
たとえば、今の私たちの社会も、過去の世代に支えられて成り立っています。
同じように、これからの社会を支える世代を
どう支えていくのか、という視点で設計されています。
実はここが大事なポイント
この制度で大切なのは、
“単体で見るのではなく、全体で見ること”です。
社会保険料は毎年少しずつ変化しています。
そのため、
👉 健康保険料
👉 介護保険料
👉 厚生年金
なども含めて、
「トータルでどれくらい変わっているのか」を見ておくことがとても大切です。
協会けんぽの保険料率もチェックしてみましょう
特に、協会けんぽに加入されている方は、都道府県ごとに保険料率が異なります。
そのため、
👉 「思っているより負担が増えている」
👉 「実はそこまで変わっていない」
といった違いが出ることもあります。
一度、ご自身の保険料を確認してみるのがおすすめです👇
🔗
全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料額表
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/about/business/insurance_rate/premium_prefectures/
家計への影響は「小さな変化の積み重ね」
今回の支援金は、
1回あたりの負担は大きくありません。
ただ、家計にとって大切なのは“じわじわ増える固定費に気づけるかどうか”です。
・給与明細をあまり細かく見ていない
・社会保険料を意識する機会が少ない
・固定費の見直しをしていない
こういった方ほど、
一度立ち止まって確認するだけでも、安心感は大きく変わります。
FPとしてお伝えしたいこと
制度はこれからも変わっていきます。
そのたびに不安になるのではなく、
👉 自分の家計で何が起きているかを知ること
👉 必要に応じて整えていくこと
これがとても大切です。
制度はこれからも変わり続けます。
だからこそ、「制度に振り回されない家計」を作ることが大切です。
また、今回の制度についても、「損か得か」だけで判断するのではなく、
👉 制度の背景
👉 家計への影響
この2つを分けて考えることで、冷静に判断しやすくなります。
最後に
お金の不安は、「知らないこと」から大きくなることが多いものです。
だからこそ、
👉 正しく知ること
👉 自分の状況に当てはめて考えること
これが、安心につながる第一歩です。
FPSでは、制度の変化もふまえながら、
今の家計やこれからの資産形成について、
わかりやすく整理するお手伝いをしています。
「なんとなく不安」を「ちゃんと安心」に変えること。
それが、私たちFPの役割だと考えています。
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