2025/07/1

【金利とは?】FOMCから学ぶ、経済に強くなる第一歩

「FOMC」や「金利」という言葉、聞いたことはあるけれど、なんとなく難しそう…と思っていませんか?

実は、金利の動きを知ることは、経済を味方につけるカギになります。
今回は、初心者の方にもわかりやすく、「金利って何?」「FOMCってなに?」という疑問にお答えしながら、経済に強くなる第一歩をご紹介します。

 


◆ 金利とは?わかりやすく解説!

金利とは、お金を借りるときの「コスト」=お金の値段のことです。

・銀行からお金を借りると、利息を払います

・お金を預けると、利息をもらえます

 

つまり、金利は「お金を使うために払う値段」でもあり、
「お金を貸すことで得られるリターン」でもあるのです。

 


 

◆ 金利が経済を動かす?その理由

金利の上下は、私たちの暮らしや経済に大きく影響します。

・金利が上がると…借りにくくなり、消費や投資が減る(景気が冷える)

・金利が下がると…借りやすくなり、お金が動き出す(景気が温まる)

このように、金利は経済の流れを調整する「アクセル」のような存在です。
踏み込めばスピードが出て、緩めればゆっくりになる。
金利の動きは、経済全体のスピード感を左右しているのです。

 


 

◆ FOMCとは?金利を決める会議

FOMC(エフオーエムシー)とは、アメリカの中央銀行(FRB)が開く金融政策会合です。
この会合で、アメリカの政策金利(=基準となる金利)を「上げる・下げる・据え置く」と決めています。

▶ なぜ日本にも影響があるの?

アメリカの金利が上がると、ドルが買われて円安になりやすくなり、
日本の輸入価格や物価、保険・投資商品の利回りにも影響します。

 


 

◆ FOMCを知ると、なにが変わるの?

FOMCをきっかけに、金利への感度が高まると、
経済に対して“自分の頭で考える力”が身についていきます。
その結果、こんな「賢さ」が育っていきます。

 

🔹 お金の流れが読める
→ 外貨建て保険・債券・為替にどう影響が出るかがわかる

🔹 自分に合う資産の組み方が見えてくる
→ 株だけでなく、バランスよく持つことの意味がわかる

🔹 不安に振り回されず判断できる
→ 一時的な報道ではなく、本質を見抜けるようになる

つまり、FOMCや金利の動きを知ることは、
ニュースに振り回されず、将来に備える選択ができるようになる「経済の自立」につながるのです。

 


 

◆ まとめ:まずは「金利」に注目することから始めてみませんか?

 

経済ニュースでは株価ばかりが注目されがちですが、
実は金利こそが、経済の“本質”を映す重要な指標です。

金利の動きを知ることで、
お金の流れや景気の変化が見えてきて、
将来に向けた選択や判断に自信が持てるようになります。

だからこそ、まずは「金利に注目すること」から始めてみませんか?
ほんの少し、経済に目を向けるだけで、見える世界が変わってきます。

 

 

(FD00131)