2026/01/10

金利上昇時代の住宅ローン ~ 50年ローン・繰り上げ返済はどう考える?~

 

最近、金利が上昇し、住宅ローン金利も連動して上がっています。
長期固定金利の代表であるフラット35では、金利が2%を超える水準となり、
「住宅ローンの組み方を見直したい」という声が増えてきました。

 

その中で注目されているのが、
50年ローン繰り上げ返済です。


50年ローンのメリットと注意点

 

50年ローンの魅力は、
月々の返済額を抑えて住宅を購入できることです。

一方で、次のような点には注意が必要です。

・老後まで返済が続く可能性がある
・返済期間が長い分、総返済額が大きくなりやすい
・35年以内のローンより、金利が上乗せされるケースが多い

「月々が楽=安心」とは限らないのが、50年ローンの特徴です。


数字で見るとどう違う?

 

例えば、
借入3,000万円/金利1.5%/元利均等返済 の場合。

35年ローン
月々 約9.7万円/総返済額 約4,130万円

【50年ローン
月々 約7.0万円/総返済額 約4,680万円

 

50年ローンにすると、
月々の返済額は約2.7万円軽くなります。

一方で、
総返済額は約550万円多くなることが分かります。

 

※なお、50年ローンは、35年以内の住宅ローンと比べて
金利が上乗せされるケースも多く見られます。
返済期間が長い分、金融機関にとってのリスクが高くなるためです。

そのため、
月々の返済額だけでなく、
「金利」と「返済期間」をセットで考えることが大切です。


金利が上がったら、繰り上げ返済はした方がいい?

 

「金利が上がったから、繰り上げ返済をした方がいいですか?」
というご相談も増えています。

ただし、元利均等返済の場合は注意が必要です。

元利均等返済では、返済が進むにつれて
毎月の返済額の中で元金の割合が大きくなっていきます。

そのため、
返済期間が残り少ないタイミングでの繰り上げ返済は、
利息軽減効果が小さいケース
もあります。

 

無理に繰り上げ返済をしすぎると、
手元の資金が減り、将来の選択肢を狭めてしまうこともあります。


大切なのは「ライフプランで考えること」

住宅ローンに、ひとつの正解はありません。

・50年ローンが合う人
・35年ローンが合う人
・繰り上げ返済を優先した方がいい人
・運用を活かした方がいい人

答えはライフプランによって変わります。

金利や月々の返済額だけでなく、
教育費・老後資金・資産形成まで含めて
将来の家計を「見える化」することが大切です。

 


最後に|ぜひご相談ください

「今の住宅ローンの考え方で合っているのか」
「50年ローンや繰り上げ返済が自分に合っているのか」

少しでも迷いや不安があれば、
ぜひ一度ご相談ください。

ライフプランをもとに、
今も将来も安心できる住宅ローンの考え方
一緒に整理していきましょう。

 

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