2025/09/26

株ではなく企業に投資するという視点 ──ウォーレン・バフェットに学ぶ資産運用の本質

 

資産運用を始めたいけれど、何から手をつけていいかわからない。
投資って難しそう…。
そんな風に感じたことはありませんか?

ニュースでは、「総裁が誰になるかで、経済政策や財政政策がどう変わるのか」といった話題が取り上げられ、

株価が大きく動くのでは?と不安になる方も多いかもしれません。

 

確かに、金利や経済政策は短期的な市場の動きに影響を与えます。

しかし、私たちが目指すべき資産形成は、その時々の出来事に一喜一憂せず、“ぶれない投資の軸”を持つことではないでしょうか?

そんな投資の本質を教えてくれるのが、「投資の神様」とも称されるウォーレン・バフェット氏の言葉です。

 


「株を買うのではなく、企業に投資するつもりで買いなさい。」

 

この言葉が意味するのは、「安く買って高く売る」といった短期的な売買ではなく、
その企業の価値や将来性を見て、“応援する気持ちで投資をする”という考え方です。

企業は、商品やサービスを通じて人々の生活を支え、社会に価値を提供しています。
そんな企業が成長することこそが、経済全体の成長につながります。

つまり、「企業の成長の集合体が、経済の成長」であるといえます。


どの企業が成長するかは、私たちには分かりません。

 

「今後どの企業が伸びるのか?」「どの業種が成長するのか?」
それを見極めるのは簡単ではありません。だからこそ、プロの運用の力を借りることが大切です。

その手段のひとつが、投資信託という仕組み。
投資信託とは、多くの投資家から集めたお金を、運用の専門家が複数の企業や資産に分散して投資してくれる商品です。個人では手が届かないような世界中の成長企業にも投資できる点が魅力です。

 


資産形成の王道「長期・分散・積立」

 

資産運用を安心して続けていくために、多くの専門家が推奨しているのが、
「長期・分散・積立」という基本の考え方です。

長期時間を味方につけてゆっくり育てる

分散:国内外の株式や債券など、複数の資産に分けてリスクを抑える

積立毎月決まった額をコツコツ投資し、価格変動のリスクを平均化する

このスタイルは、相場のタイミングを見計らって一発勝負で投資するのではなく、
将来のために堅実に資産を育てていくための、長く続けられる方法です。

 


FPは投資のプロではなく、“人生設計の伴走者”です。

 

ファイナンシャルプランナーは、証券アナリストのように企業の業績を分析して株の売買タイミングを判断する“投資のプロ”ではありません。
しかし、お客様の「人生設計」に寄り添いながら、将来の安心を支えるための“仕組み”を一緒につくっていく専門家です。

資産運用を“儲けるための手段”ではなく、“人生を豊かにするための手段”として、
お一人おひとりの目的や想いに合った方法を一緒に考えていくのが、私たちFPの役割です。

投資で失敗しないコツは、「知識」と「仕組み」、そして「続けること」。

どんな時代でも、どんな政権でも、変わらない投資の軸を持って
「安心して続けられる資産形成」を一緒に考えていきましょう。

不安なとき、誰かに相談したいとき。
いつでもそばにいる、そんな存在でありたいと願っています。

 


 

 

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