2025/01/14

突然の地震に備えるために:日常生活でできる準備と行動

 

 2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年目を迎えます。

また先日2025年1月13日夜に発生した日向灘を震源とする地震。

一時、気象庁から南海トラフ地震臨時情報が発表されました。調査の結果今回は特段の防災対応を取る必要はないとして調査は終了しましたが、

改めて、防災意識の必要性を感じます。

 

 

地震は、私たちがいつどこで遭遇するか分からない自然災害の一つです。

事前の準備や意識を高めることで、いざというときの安心感を得ることができます。

今日は地震発生時の行動や日頃からの備えについて一緒に確認して参りましょう。

 

 

【地震発生時の行動ポイント】

地震が起きたとき、まず何をすべきか分からなくなることもあります。

以下の行動をぜひ覚えておいてください。

 

● 身の安全を守る

揺れを感じたら、まずは机やテーブルの下に隠れましょう。頭を守ることが最優先です。窓や棚の近くは避け、落下物に注意してください。

 

落ち着いて避難経路を確認する

揺れが収まった後、周囲の安全を確認してから避難を始めます。エレベーターは使わず、階段を利用しましょう。

 

● 正確な情報を得る

テレビやラジオ、スマートフォンなどで公的機関からの情報を収集しましょう。SNSの情報はデマが含まれる可能性もあるため、慎重に判断することが重要です。

 

津波から身を守る

海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難しましょう。津波警報や注意報が解除されるまでは気を緩めず避難を続けましょう。

津波は繰り返し襲ってくる可能性があります。

 

 

【日頃からできる備え】

地震は突然やってきますが、備えをしておけば被害を減らすことができます。

 

 

  1. 防災グッズを用意する

最低限準備しておきたいアイテムには以下のようなものがあります。

 

 

 

飲料水  :1人1日3リットルを目安に、最低3日分を確保

非常食  :保存性の高い食べ物(エネルギーバー、缶詰など)

モバイルバッテリー:連絡手段としてスマホが使えるようにするため

懐中電灯 :停電時に視界を確保

救急セット:絆創膏や消毒液、常備薬

簡易トイレ:避難先で役立つ   など

女性や小さなお子様が居るご家庭は上記に生理用品、ミルク・紙おむつ、ほ乳びんなども必要になります。

 

下記参考になさってください。

災害に備えて必要な備蓄品、防災グッズをリストで紹介 – NHK

 

  1. 家具の固定

家具の転倒によるケガが地震時の主なリスクです。

壁にしっかり固定し、危険な場所に寝室を配置しないよう工夫しましょう。

 

  1. 家族との連絡方法を確認する

緊急時は電話がつながりにくくなります。家族で集合場所を決めたり、災害伝言ダイヤルの使い方を確認しておくと安心です。

 

 

【最後に:今日から始める防災意識】

地震への備えは、「いつかやろう」と思いながら後回しにされがちです。

しかし、災害はいつ起きるか分かりません。

今回の地震や阪神・淡路大震災から30年という節目をきっかけに、改めて防災グッズや避難計画を見直してみましょう。

 

小さな一歩が、あなたと大切な人の命を守る大きな力になります。

明日の安心のために、ぜひ今日から備えを始めてみてください。

 

 

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