2024/10/2

コスパ・タイパ時代の資産運用!?

 

 

毎年恒例になっております既契約者フォローアップセミナーが9/28(土)に行われました。

 

外資系投資銀行の資産運用部門に所属された経歴を持ち、現在は金融機関や上場企業などの社員向けの金融教育講師をされていらっしゃる方を講師に招き、FPSの契約者様向けにセミナーを行って頂きました。

 

「投資のことになると人は必ずしも合理的な行動をしない」

投資に関して、人は統計データよりも雰囲気やイメージに頼ってしまい、最終的に「直感」で判断するというのが、行動経済学から導き出されるとのこと。人は一定のルールがないと、投資で負けるようになっています。

 

今年8月5日に大きく下落した日経平均株価や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用について報道されている内容を取り上げ、マスコミは大きく値下がりした数字を敢えて大げさに報道することを指摘されました。行動経済学の理論からも、人は価格情報(ノイズ)に惑わされやすいので注意が必要ということでした。

 

また、新NISAでユーチューバーたちがこぞって宣伝しているe-Maxis Slim全世界株式は本当に万能なのかと問題提起をされ、運用に使われているベンチマークの具体的なデータを用いて、他の選択肢と比較検討できる知識を身につけることが大切とおっしゃっていました。

 

他にも資産運用を続けていく上で有益な情報をユーモアたっぷりに分かりやすく教えてくださいました。運用を始めたいと思っている方や既に運用を始めている方は、一度セミナーを受けていただく事で、運用がより身近なものに感じることができるのではないかと思います。