2025/07/25

“使う”ことは経済貢献。家計消費が日本を支える時代

7月も後半、夏休みやレジャーなど、「お金を使う」機会が増えるこの季節。
今回は少し視点を変えて、「わたしたちの消費が、日本経済にどう影響しているのか」を考えてみたいと思います。

 


 

◆ GDPの約6割は、家計の“最終消費支出”

 

GDP(国内総生産)は、「国の経済活動の規模」を表す指標です。
このGDPは大きく分けて4つの要素で構成されています:

 ①民間最終消費支出(=家計の支出)

 ②政府支出

 ③民間企業の設備投資

 ④輸出−輸入(純輸出)

 

この中で最も大きな割合を占めるのが、私たち一人ひとりの消費
2023年の統計では、GDPの約55〜60%が家計の消費によるものとされており、景気を支える大きな柱となっています。

つまり、「何を買うか」「どこでお金を使うか」といった日々の選択が、日本経済を動かす力になっているのです。

 


 

◆ インフレ時代に求められる、“使う力”のアップデート

 

ここ最近、物価上昇(インフレ)を実感する方も多いのではないでしょうか。

インフレは一見ネガティブに見えますが、消費が活発になり企業の利益が上がることで、給与の上昇や経済成長を促す側面もあります
一方で、実質賃金が追いつかないと、生活者にとっては厳しい側面もあります。

そんな時代だからこそ大切なのが、「価値を感じることにお金を使う」という視点です。

消費は単なる出費ではなく、

・家族との時間
・自分への学びや成長
・地域経済への応援

といった、未来への“投資”でもあるのです

 


 

◆ “貯める・殖やす”だけではなく、“どう使うか”を描く力を

 

「老後に備えて貯める」「資産を殖やす」という声はよく耳にしますが、
本当に大切なのは、“安心してお金を使える未来”をつくることです。

そのためには、単にお金を増やすのではなく、
ライフプランに沿ったマネープラン=「いつ・何のために・いくら使いたいか」を明確にすることが必要です。

FPSでは、「貯める・殖やす」だけでなく「使うことも含めたマネープラン設計」のご相談を承っております。
お金の不安を減らし、“今”を豊かに過ごす選択を一緒に考えてみませんか?

 


◆さいごに

 

 FPSでは、資産形成・保険・相続など、人生に役立つ金融リテラシーを、わかりやすく学べる勉強会を開催しています。

「貯める・殖やす」だけでなく、「いつ・どう使うか」も視野に入れたマネープラン・ライフプランの設計が、これからの時代における安心のカギです。
お金の不安を減らし、将来に備えながら“今”を豊かに生きるために
ぜひお気軽にご相談ください。

 

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