2026/08/21

【大阪取引所見学】FPSから徒歩約10分!北浜で「お金と株式市場の歴史」を学んできました

 

 

 

 

先日、北浜にある大阪取引所へ見学に行ってきました!

FPSのオフィスがある堺筋本町からは、歩いて約10分。

こんなに近くにありながら、これまでじっくり見学したことがなかった大阪取引所。

実際に訪れてみると、

「こんなにお金や市場の歴史を楽しく学べる場所が、会社のすぐ近くにあったんだ!」

と、とても勉強になりました。

 

大阪取引所では、株式や先物・オプションについて学べる「OSEギャラリー」があり、大阪株式取引所設立当初の資料や、昔の立会場の様子などを見ることができます。

模擬売買を体験できるコーナーもあります。

 

 

日本の「取引所」のルーツは、江戸時代の大阪に

 

大阪と金融の歴史は、とても古くまでさかのぼります。

江戸時代、大阪には全国各地の諸藩から年貢米が集まり、米の売買が盛んに行われていました。

そこで使われるようになったのが、米と交換できる「米切手」。

この米切手そのものが売買されるようになったことが、日本における証券取引の始まりとされています。

その後、米市場は堂島へ移り、1730年には幕府が米切手を売買する現物取引と、帳簿上で将来の米を売買する先物取引を公認。

「堂島米会所」と呼ばれる市場が成立しました。

堂島米会所は、日本の取引所のルーツであるとともに、世界における組織的な先物取引所の先駆けとしても知られています。

 

その跡地は現在も大阪・堂島に残っています。
「堂島米市場跡」(大阪市北区堂島浜1-3付近)には、現在モニュメントが設置されています。
北浜・淀屋橋エリアからも歩いて行けるので、大阪取引所とあわせて“金融の歴史散歩”をしてみるのも面白そうです。

 

今、私たちがニュースで目にする「先物取引」の原型が、約300年前の大阪ですでに生まれていたと思うと、なんだか大阪人として誇らしくなります。

 

昔の取引所では「手」で会話していた!?

 

そして展示を見ていて面白かったのが、昔の取引所の様子です。

現在の取引はコンピューターで行われていますが、かつての立会場では、多くの人が集まり、独特のハンドサイン(手サイン)を使って売買を行っていました。

大阪証券取引所でも、場立ちの人たちが手を使って注文を伝えていた当時の様子が写真に残されています。

数字、銘柄、売る、買う。

たくさんの注文が飛び交う中、それを手の動きで瞬時に伝える。

スマートフォンやパソコンで簡単に注文できる今から考えると、まったく違う世界です。

でも、そこには確かに、「売りたい人」と「買いたい人」をつなぐ市場がありました。

方法は変わっても、市場の役割そのものは今も変わっていないんですね。

 

 

大阪取引所の前に立つ「五代友厚」

 

大阪取引所の前には、大きな五代友厚像があります。

五代友厚は、明治時代の大阪経済の発展に大きく貢献した人物。

1878年、五代友厚を発起人として、三井・住友・鴻池など大阪の有力商人が出資し、現在の大阪取引所の前身となる大阪株式取引所が設立されました。

 

 

「五代友厚ってどこかで聞いたことあるような……」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

NHK連続テレビ小説『あさが来た』で、ディーン・フジオカさんが演じた“五代さま”と言えば、「あ!」と思われる方も多いのではないでしょうか。

 

ドラマで描かれた人物が、現在の大阪の金融市場へとつながっている。

歴史を知ると、いつも歩いている大阪の街が少し違って見えてきます。

 

「投資をする」だけがお金の勉強ではない

普段、NISAや資産運用、ライフプランなどについてお話しする機会が多くあります。

 

もちろん、

「何に投資するのか」

「リスクをどう考えるのか」

「どのくらいの期間運用するのか」といった知識も大切です。

 

しかし今回、大阪取引所を見学して改めて感じたのは、

今ある金融の仕組みには、ちゃんと歴史があるということでした。

 

なぜ市場が生まれたのか。

なぜ取引所が必要だったのか。

昔の人は、どうやって取引していたのか。

 

そんなところから知ってみると、「株式」や「投資」という少し難しそうな言葉も、ぐっと身近になります。

お金の勉強というと、どうしても数字や制度の話になりがちですが、

歴史から入る金融教育も、とても面白い。そんなことを感じた大阪取引所見学でした。

 

そして今回、もう一つ私がものすごく驚いたことがあります。

それが……

 

「旗振り通信」です。

 

スマートフォンもインターネットも、電話すらない時代。

それなのに、大阪の米の価格が驚くほどのスピードで遠くの街まで伝わっていたそうなんです。

これが本当に面白かったので、次回のコラムで詳しくご紹介します!

 

 

【大阪取引所 見学案内】
大阪府大阪市中央区北浜1-8-16
大阪メトロ・京阪「北浜駅」すぐ

案内付き見学ツアーは事前予約制です。
見学方法や予約については、日本取引所グループ「大阪取引所見学」公式ページをご確認ください。

公式URLはこちらです。
https://www.jpx.co.jp/corporate/learning/tour/ose/index.html

 

 

 

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